手のひらがかゆい 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

手のひらがかゆいをざっくり説明すると

・手のひらは触覚の最前線

・手のひらと手の甲では皮膚が違う

・アレルギーが原因

掌蹠膿疱症,しょうせきのうほうしょう,手のひら かゆい,手のひらが荒れる,手がかゆい,みやこ内科クリニック,春日井市 皮膚科,かゆみ 病院

手のひらがかゆいの詳しい解説

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

 

聞いた事もなければ見たこともない感じがずらり。

 

でも、症状としてはとてもわかりやすい。

 

「手のひらがかゆい」

 

「手にプツプツができた」

 

手荒れでまとめてしまう方が多いですが。

 

手のひらと手の甲では組織が違うんです。

 

「なんとなくわかるわ」とか言わないでくださいね。

 

手のひらと手の甲で組織が違う理由

整形外科の領域での手の手術についてです。

 

手のひらから指の第2関節までは「ノーマンズ・ランド」と言われている。

 

ノーマンズ・ランドとは「人間がメスを入れてはいけない場所」ということです。

 

理由としては、手のひらの役割にあります。

 

「熱いかな?冷たいかな?」

 

「電流が流れていないかな?」

 

何かに触れるときに一番最初に挑む体の部位は。

 

そう、それが手のひらから指先にかけて。

 

「神経が集中している場所」ということ。

 

テレビで見かける「箱の中身は何でしょね」

 

見てないのに触っただけで何か当てられる。

 

目と変わらない位の役割を果たせるくらいです。

 

分厚くなっていて、神経を守っています。

 

手のひらが荒れている原因は?

手のひらが荒れるというのは。

 

物理的なアレルギーを考えます。

 

よくあるのが

 

・アルコール消毒

・金属アレルギー

・その他薬剤や溶剤など(職業病)

 

触れるものですね。

 

手のひらが荒れている方には職業を聞く理由です。

 

多くは仕事上、刺激物に毎日のように触る。

 

医療関係や美容関係、あとは建設関係などなど。

 

大体想像つきますよね。

 

じゃあ、職業的にもそんなことないのに手のひらが荒れることってあるの?

 

いろいろな原因が考えられます。

 

意識しないで触っていた。

 

あとは、口の中にアレルギー物質があったなんてこともあります。

 

原因は多岐にわたります。

 

手のひらがかゆいなって思った方は相談してください。

 

※ここに記載してある内容への電話等での問い合わせは受け付けていません。

 

かゆみ治療トップへ