かゆみ止めを塗っているのに効果が出ないのどうして?

かゆみ止めを塗っているのに効果が出ないをザックリ解説

・かゆみ止めは皮膚の0.3ミリまでしか届かない

・皮膚の下でもかゆみは起こる

・塗ってもダメでも内服がある

かゆみ止めを塗っても効果がない

プレドニン眼軟膏、ロコイド軟膏、ベタメタゾン軟膏

 

これらが皮膚のどこまで効果があるのか。

 

皮膚は、上から角質・表皮・真皮そして皮下組織となっています。

 

この角質・表皮までしか届きません。

 

具体的な深さで言うと、0.3ミリです。

 

真皮までは届きません。

 

例えば、虫に刺された場合。

 

 

塗り薬が効果的なケース

ムヒなど虫刺され用の薬を塗れば、気が付いたら治ってますね。

 

それは、塗り薬が効果を発揮しているからです。

 

火傷をした場合も同じく、外部からの起こっているので塗り薬が効果的です。

 

 

他にも、かゆみがあってかいてしまった。

 

その時に傷ついた角質・表皮を治す。

 

これには効果的です。

 

塗って、3日から2週間で治ればそれは塗り薬が効果があった。

 

ただし、塗っても効果がない場合。

 

塗り薬でかゆみへのアプローチするのは考えた方がいいです。

 

塗り薬が効果がない場合

表皮までで起こっている場合は、塗って効果があります。

 

それでも治らない場合は、真皮で起こっていることが考えられます。

 

その場合は、塗っても効果はないです。

 

届かないので。

 

塗り薬で、ひっかき傷は治ったのにまだかゆい。

 

じゃあ、もっと強い薬に。

 

これは選択肢としてふさわしいとは思えません。

 

届いてないわけですから。

 

アレルギーを起こしている。

 

塗ることによって炎症を起こしている。

 

表皮より下で起こっている。

 

表皮の炎症を抑えるアプローチを考える必要があります。

 

塗り薬の効果の見極め方まとめ

塗り薬を2週間塗っても効果がない場合は、皮膚の奥の方で起こっている可能性が高い。

 

奥で効果を発揮するアプローチも選択肢としてありますよ。